ローリング・ストックのすすめ


不要な防災用品を買わなくても済む 誰にでもできる「ローリング・ストック」のすすめ

少し多めの買い置きが「ローリング・ストック」(日常的な「自助」)

ローリング・ストックは「回転備蓄」あるいは「日常備蓄」とも言われます。大きな災害が起こり、インフラが寸断された場合、行政も機敏に動くことが難しい状況になります。ですから、支援が届くまでの少なくとも1週間は、誰にも頼らず暮らせるように備えることが「自助としての備蓄」です。なくなったら困る物を買い置きして、古い順から使うようにすれば良いだけです。特別な防災品を備える必要はありません。
それが日常備蓄という考え方で、難しいことではありません。
「いつもより少し多めに食品や日用品を買い置きしておきましょう」ということに過ぎないのです。
 
その際、冷蔵庫にある食料品も考えて買い置きすれば負担は軽くなります(5つのポイント参照)。ただし、乳幼児や高齢者、病人のいる家庭では、震災時にはすぐに手に入らないミルクや常備薬などを多めに用意しておくことが大切です。自助としての備蓄とは自分の頭を使って、自分が生きていくために必要な物を買い置きしておくということです。

家庭内避難と家庭外避難の違い

避難には「家庭内避難」と「家庭外避難」という違いがあります。家庭内避難とは在宅避難を指し、日常備蓄しておいた物を利用し、自宅で避難生活をします。家庭外避難とは自宅には住むことができず避難所暮らしになる場合を言います。ですから、家庭内避難と家庭外避難では、備蓄の考え方がまったく違ってきます。自宅が損傷したり焼失した場合の家庭外避難では、命を守ることが最優先になり、必要最低限の物を持って避難することが精いっぱいです。いくら備蓄してあっても、それらを利用することは難しいのです。ですから家庭外避難に必要なのは、避難所まで持ち歩ける必要最低限の物を入れた「非常用持ち出し袋」ということになります。必要最低限の物は個人によって異なりますから、お仕着せの物ではなく、自分の頭を使って生きのびるために必要な物を用意することが大切なのです。

「ローリング・ストック」5つのポイント

1. 冷蔵庫は食料品備蓄庫


一般家庭の場合、冷蔵庫の中やそのほかの買い置き食料品が1〜2週間分あると言われています。例えば、被災した時には冷凍庫の物から食べ始め、次に冷蔵庫の物、次にそのほかの食品といった順序を考えれば、普段ある食料品で数日間は食べつなぐことができます。

2. 生活用水の重要性


断水になると、最も困るのは生活用水が使えなくなること。いざというときに備えて、常にお風呂に水を張っておきましょう。また、集合住宅では受水槽の水も使えますが、どのように配分するかルールを決めておくことが大切です。
最近のマンションでは受水槽を廃止して、直接水道管から引き込む方式を採用しているケースもありますので、お住いの集合住宅の仕組みを確認する必要があります。
飲料や調理に使う水はペットボトルでも良いですが、ウォーターサーバーもお勧めです。ボトル1個に12リットルの水が入っています。(飲料・調理だけであれば1人1日2リットルが消費の目安です)

3. オール電化住宅の必需品


オール電化住宅の場合、停電になったときにはお湯を沸かすこともできなくなります。お湯が使えれば、カップ麺など多くの食料品を利用できます。そこでカセットコンロとガスボンベを用意しておきましょう。オール電化住宅ではなくても、ガスが供給されなくなったときにはカセットコンロが大いに役立ちますし、重要な熱源となります。

4. ひとり暮らしの備蓄


コンビニ利用が多いひとり暮らしの人は、冷蔵庫に1週間分の食料品はないでしょう。そんなときには、コンビニでカップ麺やレトルト食品、スナック菓子、ビールなど、自分の好みの物をいつもより少し多めに買い置きしておくことをお勧めします。

5. 使用期限をチェック


食品の賞味期限と同じように、電池、薬、使い捨てカイロなどにも使用期限があります。いざというときにあわてないよう、定期的に点検しましょう。

「ローリング・ストック」でも備蓄が難しい防災用品があります。

代表的なものに「携帯トイレ」があります。
 
被災時、水が無くても使える携帯トイレです。
 
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